與語直子 - GRANADA
- 会期:2011年4月24日(日)~5月5日(木)
- 場所:長久手町文化の家
愛知県長久手町にある長久手文化の家で開催されている展示です。(ただし明日5/5まで。)
長久手文化の家は初めて行きましたが、様々なイベントやカルチャー教室が催されており、人口が増えつつある新しい街としての長久手を感じさせる施設でした。
正直、名古屋市内の文化施設より新しく、内容も充実していそうな印象です。
昨年2010年に、東京でも展示が行われたようです。(與語直子 「グラナダ」 - TAB)
與語直子氏は、上記のサイトにもあるように、34歳の若さでロンドンで事故により他界した写真家です。
今回の展覧会は、彼女の夫や友人らが残されたフィルムからセレクトし焼き付けた写真が展示されていました。
松江泰治氏に師事したとのことで、作風が似ていました。
一見無機質な風景の中にも、繊細な陰影や人間の生活の片鱗が垣間見えました。
ただ、松江氏の撮り方の方が緊張感があり、より禁欲的なところが個人的には好きです。
展示はありませんでしたが、「GRANADA」の前のシリーズにあたるという夜の街灯に浮かび上がる建物を撮影した「Night Photographs」が、より個性的で作品としては魅力があるのではないかと感じました。
ただ、検索してみましたがあまり見つかりません。
以下は、Google画像検索より2点のみ。
2009.12.03|エドワード・アリントンによる批評文がロンドン展のカタログに掲載 - ALLOTMENT ニュース
Criticism |"The Lost Landscapes" by Edward Allington - ALLOTMENT ニュース 英字版